In京都:たぬき訪問編
京都二日目は、これまた以前ブログでレビューした
「有頂天家族」ゆかりの地巡り。
鴨川沿いをお散歩しながら、たぬきの下鴨一家が住む糺ノ森を目指します。
亀の背渡りにもトライ。水没被害なし。
糺ノ森では古本市もとい手作り市が開催中でした。
ヨーロッパでもクラフト市は良くあるけれどとにかく日本の手作り品のクオリティの高さ!
アクセからお菓子から陶芸品から革製品から、全部職人技が光るカワイイ物ばかりで牛歩であらゆるお店を物色。
その後はまず河合神社へ。
女性の美の神様を祀った神社ということで、人の顔型をした絵馬に女性が手持ちの化粧品でメイクを施すというものをやったのですが、自分メイク道具を持ち歩かない女子力欠乏症なもので手近な色鉛筆でぐりぐりお絵描きしました。
どん。
待って説明させて!
せっかくだから「有頂天家族」の主人公・矢三郎の想い人、
見目麗しい弁天さん↓にあやかろうと思ったの!
ということでいまいち画力が及ばないけど奉納。
神様天狗様ひとつよろしくお願いします。
(注:脚立に乗ってる)
そんなこんなでやっと辿り着いた下鴨神社。
ちょうど神前式の結婚式があったようで
和装の花嫁さんに気をとられて最初は気づかなかったのですが、
ふと振り向くとそこにこたつにちょこんと座る矢三郎がーーー!
小さい!
シュール!
小さい!(笑)
普通にいると思ってなかったので発見した瞬間んぎゃ!って変な声出た。
私とアミーゴが興奮してキャアキャア言ってたので
後ろのカップルに「…アニメ?」って怪訝がられましたが、
いやどちらかというと原作なんだけどどうしようアニメマニアと思われたかも。
未読の人のために「森見登美彦作品は京都が舞台であり、有頂天家族は糺ノ森と下鴨神社に住んでいるたぬきの下鴨一族のお話で、作中に京都各所が登場します」って一言書いてあればいいのに。
お土産やさんにぬいぐるみの矢三郎もいました。
他にもJリーグの守り神ヤタガラスやみたらし団子(?)などにも所縁のある場所のようです。おみくじも一通り買ったしあらゆる結び系の神様にもお参りしました。
日が暮れる頃に鴨川デルタへ行く途中。
今回は、森見作品に出てくる場所を巡るぞ!という意気込みの京都でしたが、こうやってアジェンダを絞って旅行にいくとフォーカスがブレずに効率的に色々回れますね。発見。
もちろん一緒にキャッキャしてくれる同じ趣味の仲良しと行くと楽しさ倍増。
そういえば永観堂に行った帰りも、インフォメーションを見ていて
「蹴上…けりあげ?…けあげ…けあげのインクライン…蹴上のインクライン!
明石さんが自転車で登って行ったやつ!これか!」と繋がってそういうのも楽しかった。
(別の森見作品「四畳半神話体系」でそういうシーンがあります)
賞味期限の問題さえなければ、お土産に大極殿本舗のカステラも買って帰りたかったな。
以上、森見作品pilgrimageな京都旅行でした。
0コメント