底辺探偵
BBC版「シャーロック」の脱出ゲームにトライしてきました。
まずは某ショッピングセンターの中のメガネ屋さんに入店し、
集団で視力検査を受けに来た体で受付けをするのですが
このメガネ屋さん自体は普通に実在の店舗だと思っていたので、
(店員さんの制服もそれっぽいしちゃんと試着用のメガネもディスプレイしてある)
ポスターに「見えてはいるが、観察していない」とか書いてあるのを見て初めて
もうセット始まってる!?って気づきました。
そこから検眼室に連れていかれて、実はこれはネットワークという諜報機関の入社試験であることが明かされ
ワトソン君本人が自ら出演する安全ビデオを見てからの簡単な適性審査。
とある事件の概要を説明されて「何でも気付いたことを言ってください」
と言われるのですが、なんかもうこれがすでに超絶難しくて
そもそも質問の意味が分かりません!というか!
係の人が引きつった顔で笑い、今は未曾有の人材不足により
必要条件をMAX下げた状態での人材募集である事を強調された上での
本編しょんぼりスタートです…
(受付けでチーム名を「Baker Street Girlz」に決めてしまった事でさらに恥ずかしさ倍増)
【概要】
誘拐されたマイクロフトを助けるミッション。
時間内に成功しなければ殺人ウィルスがばら撒かれるよ!
英国は君たちに期待しているよ!
シャーロックは時折嫌味な天の声で助言してくるし、
モリアーティーは絶妙にむかつくVTRで邪魔してくるよ!
■モリーの研究室(部屋の真ん中に検死中の遺体)
■マイクロフトの執務室(パスを入れまくらねばならない画面と世界地図)
■最後の砦の部屋(パズル地獄)
の3つを制覇したのですがまあーてんやわんやでした!
以前やった脱出ゲームはちょうど一時間でクリアしたので若干自信があったのに、
今回は画面にヒント出してもらいまくり、シャーロックに罵倒されまくりで
途中何度もピンチだった。
モリーの研究室のコルクボードに貼ってあるジョンとメアリーの結婚式の招待状に
マイクロフトの部屋のワードローブにかかる愛着のスーツ、
もちろん映像や音声は全てご本人出演だったりして
ファンにはたまらない凝った作りになっていますが、いかんせん時間との戦いで
携帯もしまってあるのでチラ見するしかないのが逆に贅沢。
そして無事終了した後は組織の人と振り返りのデブリーフがあって
これが地味に一番恥ずかしかったです。
ミッション中の全てをカメラで見られていることは承知していても
「ガラスの瓶の色との関連性をずいぶん長い間探してましたけど、
あれ…関係なかったですねー!(笑)」とか
「せっかく鍵が開いたのに、気付かずにみんなでドアの前に突っ立ってた数分間は
一体何だったんですか!?」とか改めて突きつけられると
うあああああやめてええええええ!ってなりました。
ちなみに私は電話のマナーを褒められた。
「詳細はサムに電話して情報を聞き出せ」っていう部分で私が電話係りだったので
「もしもしサムですか?すいませんが分からない箇所があります!」とか
「たぶんまたかけますがその時はよろしくです!」(…)とかやってたのですが、
カウントダウンにイライラして横柄な物言いになる人も多い中で
「電話でとても丁寧に応対してくれた!サムは嬉しかった!」と言ってもらえたので
よかったなーと思いました。あと目の前のこの人があの時のサムなのか!ってやっぱりそこで初めて気づきました。(適性…)
なんとなく今回は成績がズタボロだった自覚はあったので
「こんなギリギリで脱出したのなんて私たちだけですよね…?」と聞いたら
「なんの、脱出できないチームの方が多いです!トップ1/3に入ってます!」と言われ、
シャーロック直筆の評価欄にも
「まあまだ我慢できなくないレベル」みたいな事が書いてあって
これってシャーロック的にかなりの誉め言葉ですよー!と言ってもらえたので
そこまで自信喪失せずにすみました。
最後は併設の書斎カフェで、ホームズ兄弟の肖像画に見下ろされながら
お酒やお茶を飲めます。
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