太陽に一番近い街
マチュピチュ。
普通に言っても噛んでるようにしか聞こえないマチュピチュ。
出発前に散々マチュピチュに関する動画やガイドブックを見たので、
本物に対面したところで「ああこれね…本で見た…」
とアンチクライマックスになりやしないかな?と多少心配していたのですが
実際に目の当たりにするとちゃんと「 来 た ぜ ! 」と思いました。
遺跡に入ってからはマチュピチュ山かワイナピチュ山に登るオプションがあって、
端的に言えばマチュピチュ山=比較的なだらかな行程だが所要時間は長め、
ワイナピチュ山=体力自慢の人にはお勧めだけどとにかく急勾配、
ということだったので、Aguas Calientesでの中日で体力に若干の不安を感じた私と他女子2名は
ガイドさんの勧めでInti Punku(太陽の門)に行くことにしました。(まさかのマチュピチュ山すら断念ー!!)
何せ2000mちょっとのマチュピチュ村ですら、息切れのため会話をしながらの歩行が困難だったくらいなので、その状態で2時間以上登山をするのは厳しいと思ったのと、
マチュピチュ山への道のりは比較的景色が変わり映えしないので
途中で引き返すくらいなら最初から太陽の門を目指した方が楽しい。というガイドさんの意見を採用した形。あと、せっかく来た以上はどこかに到達する達成感が欲しいよね?という意見で三人合意しました。
結果的には正解だったと思います。
頂上(門付近)の景色。
雨のため霧が濃くて、登りきったところでだいぶ晴れ間待ちをしました。
途中でコカの葉をお供えすると願いを叶えてくれる御神体の岩とかもあった。
私には正直これくらいが精一杯で、後半はほぼ無言でお百度を踏むような足取りでゼエハアしながら登ったのですけど、まあ私は極度の運動不足なのであまり参考にならないと思ってください。
実際太陽の門は、4日かけてマチュピチュを目指す45kmのインカトレイルのゴール地点なのですが、このトレッキングルートを軽々クリアするご年配の方も大勢いらっしゃるそうなので。
(そもそも体力に自信がある男子+シスタがワイナピチュ山を登頂する様子はsistagramを参照)
下山した後は全員合流してツアーで遺跡の細部を巡りました。
このあたりからものすごく太陽が照りつけてきて、登山の疲れと影のない炎天下の遺跡を防寒着で徘徊したせいでものすごく夏バテした私は
朦朧としてあまり遺跡の説明を覚えていないのですが、当時の風葬の風習(死者はコンドルの食事になって魂を天上に運んでもらう)はちょっと嫌だな。とぼんやり思いました。
防寒(トレッキングは早朝スタート)&防水(ほぼ毎日雨)&納涼(晴れれば20度超え)を同時進行で考えなくてはいけない雨季のマチュピチュは体温調節と服装の選択が難しく、
あとこれは自然系の世界遺産全てに共通することですが、現場(遺跡の中)にはトイレがないので
女性は内心ほぼ常にお手洗いの心配をする羽目になるのだけが嫌ですね。
その他どちらの山に登るにしてもガイドさんは必須なのと、身分証明のパスポートを携帯して遺跡のチケットやバスを事前に手配しなければいけないなど
何気に細かい準備が多いのでリサーチはマストです。
記念のマチュピチュスタンプ。
私はうっかりしてましたがペルーの入国スタンプと同じページに押すとセットになって可愛い。
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