監獄飲み会


全員で刑務所に収容され、

こっそり持ち込んだお酒をカクテルにしてもらって

監房で酒盛りする遊びをしてきました。

(5フィートに満たないホビッツ多めなせいで

友人Jがなんか引率の先生みたいになってしまって申し訳ない)


各グループは事前にシャバからリキュール持参。

私たちは6人でシャンパンやピンクジンを4本持ち寄りましたが

中にはカップルで7本持参したツワモノもいて

看守にオイオイマジかよ!って言われてました。


それらを隠して持ち込むように、箱やら中身のくり抜かれた本などを

適当に罵倒されながら渡された後

(「お前らは臭そうだからこれだ!」って石鹸の箱を押し付けられた私たちドンマイ)

憧れのオレンジのジャンプスーツに着替え、

受刑者に変身していざ入所。

ヘイヘイヘイ!

せっかく同じ豚箱にぶち込まれたんだ、一緒に臭い飯を食おうぜ!

(早速なりきる)

(ちなみにメシは出ない)

さらに座席のひとつはトイレだったりする。


もちろん本物のトイレは別にあるんですが

この格好なので女性はええ、お手洗いは大変です。

別グループの男性がトイレに行ったときは、看守のひとりに

「バスルームはあっちだ。ただし石鹸が落ちても拾うなよ…」ってニヤリ顔で言われてて

キャー!それ海外ドラマで散々聞いたやつ!って盛り上がったんですが

このセリフって和訳でも通じるのかな?

(屈んだ拍子に後ろからやられるぞ、という/笑)

所長が通るかかるときだけ隠すことを条件に、面会ガラスの向こうで

持ち込んだリキュールをベースに所員がカクテルを作ってくれます。


釈放カードのようなものも書かされる。

「最後の晩餐の要望」欄にはなんて書こう!?

罪状も自分で選べるらしかったのですが友人は「トラ〇プ大統領暗殺未遂」にしてた…

なるほど、それで連邦刑務所に…

時折スマホに「水はどうだと訊け」みたいなシークレットミッションが入って

指令に従うと特別イベントが発生する仕組みのようでした。

最初、「水?冷たいさ、なぜ訊く」って看守にあしらわれたので

あれー?って思ったんですが、

暫くして所長に「全員一列で壁に鼻をつけて並べ!」って恫喝されて

一人ずつ耳元で罵倒されるプレイにいきなり突入した(笑)。


所長「お前、罪状が未記入なのは何故だ!」

看守「所長、この者は読み書きがお粗末なのです!」

所長「教養欄にGoodとあるのに(←ツッコミ用にそう書いた)そんな事もできないなんて

お前はクズか!?クズなのか!?」


みたいな、とにかく所員のディスのバリエーションと機転がすごい。

個人に絶妙にカスタマイズしたディスりを入れてくる(笑)。

ちなみに私はシスタが名前欄に「双子のいい子の方」とか書きやがったせいで

「悪い子の方はどっちだ!」ってあぶり出されて

シスタと二人で背中合わせでスクワットさせられました。

他には受刑番号を呼ばれて地下牢に連れていかれた友人が

片腕を縛られて這って帰ってきたりした。(ショットをやらされたらしい)

それにしても所長の腹式呼吸凄かったなあ…。

最終的にはみんな

「分かってるな!お前らが悪党の道を選んだのではない!」

「悪党の道が!私たちを選んだのです!」(←順応した)

ってだいぶ監獄ライフが板についてたんじゃないだろうか。


所長の罵倒コンサートから解放されて監房に帰ってきたら、

自分のバッグがトイレに捨てられていたときの友人の

ジーザス!って顔を写真に撮りそびれた。後悔。

Mayumi's Soliloquy

まゆみのソリロクィ

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