馬鹿と煙は


La Pazの街にて。

空港に降りた時点で富士山より1000mも高いって、今後そんなに見ない数値だろうなと思ったので記念に標高をスクリーンショット。

以前、人によっては辛いらしいメキシコシティ(2400mほど)では全然平気だったのでなんとなく自分は高山病には罹らない妙な自信があったのですが、

実際はクスコですでに足元がおぼつかず、La Pazでは完全に座礁したクジラ状態でずっと口をパクパクしてました。


主な病状として:

●動悸と息切れ。どのくらいかというと、傾斜のない平地を進むだけでも途中両膝に手をついて肩で息をするくらい。あと息継ぎのために会話を度々中断するくらい。

●食欲の消滅。

●異様な喉の渇き。(2時間おきくらいに1.5㍑のミネラルウォーターが空)

●吐き気。

●目眩。


特に目眩は酷く、私はこれまでの人生で一度も貧血になったり倒れたりしたことはないのですが、この時は何故か「とにかく下を向けない」という謎の症状が出て、例えば靴紐を結び直したりシャンプー後に髪にタオルを巻こうと頭を下げるとものすごい勢いで目が回るのでいっそ笑えました。


1日ホテルの部屋から出ずにベッドで伸びていましたが、本来はあまり横にならない方がいいそうです。(呼吸が浅くなるため)

高山病でダウンする観光客用に酸素ボンベを常備しているホテルも多く私もお世話になりました。翌日にはまあ移動できるくらいには回復した。

頭痛、動悸、息切れなどはその後も慢性的に続いたけどまあ身体が不調の方に慣れたというか。


ちなみに私は高山病予防の薬などは事前に特に飲んでいませんでした。他のメンバーも多かれ少なかれ症状は出ましたがダウンしたのは私だけなので個人差があると思います。

一説には肺が小さい人が高山病罹患率が高いとか?

今後行かれる人はとりあえずポカリの粉は持参して損はないし、無理と飲みすぎとはしゃぎすぎは厳禁。




Mayumi's Soliloquy

まゆみのソリロクィ

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