今年はピンのポピーにした話。
毎年11月に行われるポピーアピール。
この時期はニュースキャスターやテレビに映る有名人が胸に造花のポピーをつけているのを良く目にします。
英霊記念日に向けての募金活動なのですが、いかんせんこの造花、
ピン一本でコートの襟に引っかかっている上に
マフラーや上着の脱ぎ着に巻き込まれたり人混みで煽られたりして
とにかく折れる。破ける。落下する。
最近は他のチャリティー団体と足並みを揃えて
紙よりは多少丈夫なピンパッジ版のポピーも見かけるようになりましたが、
その昔、小学校の遠足でポピー工場に見学に行き
盲目の人たちが手作業で造花を作っているのを見てしまった私は
紙でないポピーを購入することに今でもただならぬ罪悪感があり、
これまで他の材質のポピーには手が出せずにいたのですが
今年はついにピンバッジにしてみました。
(しかしこれもボタンホールから落下する予感しかない)
初めて間近で見ましたがちゃんと今年の数字が入っているため
よかったせめて再利用できない。(けど逆に今後は毎年のコレクションが出来てしまう…)
いずれも同じ退役軍人チャリティーへの募金になるんですけどね。
私の地元にたまたまポピー工場があって、ここらの子供はほぼみんな遠足で一度はそこに行くと思うのですが、意外と造花が盲人の手作業で作られていることは知らない人が多くて
「あれって人が作ってるの!?」と驚かれます。
「手作業どころか手探りなんだよ!」と説明するとさらに。
極めてヤワな作りのポピーは、ちょうどキャンペーン期間が終わる頃に
毎回自然と破壊されるか失われるかして、
毎年新たに作らなければならないそういうメカニズムだったのかなと今になって思います。
ところで今週末はガイフォークス、ボンファイヤと花火の週末ですが
焚き火用の組み木の中にハリネズミが入り込んで寝てしまって
知らずに着火した時にハリネズミの丸焼きが出来てしまう…ということが結構あるらしく、
火を付ける前に必ず確認してね!という注意勧告をテレビでやっているのですが
よよよよよよく見て!各自治体の人!枯葉の下とか特に!
となぜか私がナーバス。丸焼き見たくない。
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