S&A: Space prom
今年は月面着陸50周年イヤーを記念して各地で月に纏わる催しがあったこともあり、
仲間内でと月と飛行に関するイベントを盛り込んだSpace & Aviation weekendという遊びを開催したのでその様子を少しずつレポしますね。需要とか知らない!
第一弾、SF映画音楽を集めた
スペース・プロム。
これ以外のイベントは全て同じ週末に慣行したのですがこのプロムだけ平日でした。
しかも開演が夜10時過ぎのいわゆるレイトナイトプロム、普段なら翌日が辛いので敬遠するところを今回は友人のツテでボックスのお席を用意してもらえることになり、
実験的に行ってみたら
■遅い開演時間を加味して、インターバルを抜く代わりにギュッと内容を濃縮した1時間ちょっとの濃いプログラムを組んである
■仕事後に待ち合わせてゆっくりとお食事できる(普段はご飯を掻き込んだ後最上階の席まで階段で登らされるので
私のロイヤルアルバートホールの思い出はいつも消化不良とセットです)
と良いことづくめだったのでレイトナイトいいな…と思いました。
しかも開演時間直前にスタッフがひとつひとつ鍵を開けてくれるボックスに入るのは初めてな上に貸し切りだったので、無駄にコートを掛けたり席を替わりまくったりして一通りはしゃいだ(※開演前)。
当たり前だけどステージがすごく近かった。
私はSF映画は好きだけど、映画音楽の方はというと「2001年宇宙の旅」とか「スターウォーズ」くらいじゃなきゃ分からないかも…と思っていましたが、一曲目「ゼロ・グラビティ」のチェロが入ったあたり(←序盤)で既に心臓鷲掴まれたので全然杞憂でした。
曲だけ聞いても鳥肌立つのに生オケ&生歌&プロジェクションマッピングの相乗効果でちょっと泣きそうだった。
その他Alien: Covenantとトリを飾ったインターステラーのメインテーマが特に良かったです。
後日BBC4で中継映像も見直したのですが、
そのときプレゼンターが言っていた「宇宙は本来無音の空間である。作曲家にとって、SF世界の音のない真空は恰好のキャンバス」という話と、「2002年に、地球から250万光年離れたペルセウス座銀河団のブラックホールから音波が観測された。音階はピアノのミドルCより57オクターブ下のBフラット、人間の聞こえる周波より何億倍も低いそれは、宇宙で観測された初めてにして最深の音である」という話は
もう本当ロマンがありあまる。
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